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1月に観測できる星空~天体ドーム

1月に観測できる星空~天体ドーム

明けましておめでとうございます。天体ドームです。 2017年最初の1月にご覧いただける星空情報をご案内させて頂きます。 ●1月6日(金)~14日(土)頃 ・月 ・すばる(昴) ●1月15日(日)~31日(火)頃 ・すばる(昴) ・オリオン星雲 ・シリウス 【シリウス】 実視等級(※)では、-1.5等級と恒星の中では、一番明るい星です。 ただ、これは距離が8.6光年と近いためで、星本来の明るさで一番ではありません。 ※実視等級 見た目の明るさ。これに対して、全ての星を32.6光年の距離に置いたと仮定した場合の明るさを絶対等級と呼び、星本来の明るさです。 全体等級では、白鳥座のデネブ(1800光年)が、-7.6等級とトップクラスになります。 —————– ☆1月の星空情報はこちらをクリック→ [国立天文台ほしぞら情報]
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光の速度

  • 光は1秒間に約30万Km(地球を7周半)進み、1年では9兆4600 億Kmにもなります。
  • 太陽の光は地球に達するまでに 8分19秒かかります
  • 月の光は地球に達するまでに 1.3秒かかります

宇宙の距離単位

  • 宇宙はとても広大なため、星と星の距離単位として「光年」 や「天文単位」という表現を用います。
  • 1光年=光が1年間に進む距離 (9兆4600億Km)
  • 1天文単位=太陽と地球の距離 (約1億5000万Km)

地球の時間

  • 1日は24時間ですが、地球の自転(1回転)の時間は23時間56 分と約4分程ずれが生じます。
  • 「うるう年」を設けて調整しているのは、公転周期が365日に 少し足りないからです。
  • 地球の自転 (23時間56分)=400m/秒
  • 地球の公転 (365日)=30km/秒