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12月に観測できる星空~天体ドーム

12月に観測できる星空~天体ドーム

こんにちは。天体ドームです。 12月にご覧いただける星空情報をご案内させて頂きます。 ●12月7日(水)~14日(水)頃 ・月 ・すばる(昴) ●12月15日(木)~31日(土)頃 ・すばる(昴) ・オリオン星雲 【オリオン星雲とは?】 ギリシャ神話に登場する英雄オリオンが「こん棒」をふりかざした姿をなぞらえた、冬の星座を代表するオリオン座。そのベルトの位置に並ぶ三つ星の左下あたりに、肉眼でもボーとしているところがあります。 そこに望遠鏡をむけると、鶏が羽をひろげたような形をした「オリオン星雲」がみえてきます。 星雲の中ほどには、台形のように集まった四つ星が輝き、この生まれて20万年ほどの赤ちゃん星たちが、周りのガスを発光させています。 ここは、多くの星々が現在進行形で誕生しつつある、いわば「星の製造工場」ともいうべき領域です。 —————– ☆12月の星空情報はこちらをクリック→ [国立天文台ほしぞら情報]
orion

光の速度

  • 光は1秒間に約30万Km(地球を7周半)進み、1年では9兆4600 億Kmにもなります。
  • 太陽の光は地球に達するまでに 8分19秒かかります
  • 月の光は地球に達するまでに 1.3秒かかります

宇宙の距離単位

  • 宇宙はとても広大なため、星と星の距離単位として「光年」 や「天文単位」という表現を用います。
  • 1光年=光が1年間に進む距離 (9兆4600億Km)
  • 1天文単位=太陽と地球の距離 (約1億5000万Km)

地球の時間

  • 1日は24時間ですが、地球の自転(1回転)の時間は23時間56 分と約4分程ずれが生じます。
  • 「うるう年」を設けて調整しているのは、公転周期が365日に 少し足りないからです。
  • 地球の自転 (23時間56分)=400m/秒
  • 地球の公転 (365日)=30km/秒